NHK Educational

新型コロナウイルス
ゲノム変異系統樹の可視化

新型コロナウイルスのゲノム情報を解析し遺伝子の変異から3次元系統樹を可視化。4K、8K放送の高精細映像用にデザイン。

Commision Work


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Outline

2020年初頭から世界で拡大を続ける新型コロナウイルス(Covid-19)。その遺伝子は常に進化しています。

このプロジェクトでは、ウイルスゲノム情報のオープンデータプロジェクトであるGISAIDのデータを使用して、変異が起きたと推定される位置情報とウイルスの系統情報を元にウイルスの空間的な広がりに可視化しました。

青いラインは、Sタンパク質のD614G型変異を含んだ系統を、赤いラインは変異を含まない系統を表しています。D614G型変異はウイルス表面にある突起したタンパク質に作用し、ヒトの細胞に侵襲して感染させる能力を高める可能性があることが報告されており、2020年9月の時点で報告される変異体のほとんどをD614G型が占めています。

このビジュアライズはNHKエデュケーショナル(株)、東海大学医学部講師中川草氏らと共に開発し、NHKが所有するビッグデータ可視化システム「NMAPS」の一部に組み込みました。NHK BS4Kで放映された番組「ビッグデータで読み解く 新型コロナウイルス感染爆発」の中で使用されました。

(※画面は開発中のもので放送内容とは異なります。)

Project Team

Client: NHKエデュケーショナル株式会社
Design: 山辺真幸(デザインとプログラミング株式会社)
Adviser: 中川草(東海大学医学部)
8K/4K System Development: 株式会社カシカ、NHKメディア開発企画センター

Projects